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中世的世界とは何だろうか
朝日選書555
書名:中世的世界とは何だろうか
著者:網野善彦
発行:1996年06月25日 第1刷発行
出版社:朝日新聞社
ISBN:4-02-259655-4
価格:1262円(税別)
備考:朝日選書555
◎解説
◎目次
目次
I 海民と遍歴する人々
日本史像に海からの視点を
海を旅する人々
地域を結ぶ「道々の輩」
列島と海の民
貢納・神饌と海産物
贄と海民集団
製塩・漁撈労・廻船--海の民の社会史
海民組織の二方式
関渡津泊の自由を特権に
若狭の浦々--中世の海村
多烏の開発
広がる活動舞台
豊かな富の蓄積
漁村と港町の分化
中世の旅人たち--供御人・神人と交易
土鋳物師・廻船鋳物師・東大寺鋳物師
多様な供御人・神人
轆轤師・輪工・櫛造
唐人と薬売り・トウジンサマ
水辺のにぎわい--都市のできる場
佐野浦・境津・淀津
市・宿・都市のできる場
商人のよび声、歌垣の高声
II 源氏と平氏
東の源氏--奥羽の動乱の中で
西の平氏--海の武士団や商人を組織
武士の登場--東と西
兵と侍--東国の場合
職人的武士団--西国の場合
西国国家の夢
海の武士の棟梁--清盛以前
福原遷都
後醍醐
王権の危機
不動の如く悪魔の如く--新密教の時代
「職の体系」の破壊
文観と後醍醐--倒幕へ
南北朝動乱の意義
列島を駆ける武士団
惣と一揆の形成
非農業的世界の敗北
民族史的な転換
婆娑羅の風
ハレの舞台の綾羅錦繍
悪党とともに世に出る
新風俗が新芸能を
楠木正成の実像
III 「聖」と「俗」の境で--中世の職能民
供御人・神人・寄人
差別に転化した特権
西日本と東日本の違い
遊女・傀儡・白拍子
遊女たちの虚像と実像
三度拍子のリズムのもと
供御人・神人と並んで
女たちの中世
一人旅の女性
活躍する女商人
分業化と地位の低下
庭
白洲・芝居・庭
「庭」からの直訴--権威者と直結する場
朝廷なる広場--王と人民
庭と縄張り
神を祭り、「初尾」を捧げて
庭の囲い込みと無主の空間
旦那場の権利
遍歴の民の「霞」と「嶋」
税と交易
「互酬」「無縁の者」の原理から
神の支配する交易の場
「無縁」の物品の極致--貨幣の登場
年貢と「自由」
「自由」を希求して
税の源流を探る
「聖なる目的」のために
徴税請負・勧農・公事
他者でありつづけた「公」
宴と贈り物
のし鮑から熨斗袋へ
酒宴の社会史
人間の本性と贈与互酬
楽市と駆込寺
「公界」に生きる人々
遍歴と芸能、自由と誇り
聖なる・異なる存在の誇示
聖俗の境における「無縁」
南北朝後の転換と変質
アジールと現代--人類史的転換
アジールと子供の遊び
IV 名前と系図をさかのぼる
自分の中に歴史を
名前を読む
実名について
仮名について
幼名について
苗字について
氏名と姓
系図をしらべる
中世の古系図
今後の課題--あとがきにかえて
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